去年、年末に庭工事などで本当にぎりぎりまで工事をさせて頂いた『 久石の家 』
完成いたしました!!今頃ですが、、アップいたします!!
前回から一気にココまで飛んでしまいましたが、、、
南阿蘇の立地条件の中、阿蘇中岳を望む、今回の『 久石の家 』。必見です!!
北側から見ると、こう見えてきます。
今回は、阿蘇の自然に溶け込む外観。尚且つ近くに見るとまるで阿蘇外輪山の一角かのごとく存在感のあるプロポーションを目指し、設計しました。
外壁は、板部:小国杉に自然塗料を塗布したものと、黒漆喰です。
いずれも素材、着色顔料ともに自然素材の物であり、自然素材が時間と共に映し出す
経過の色を、モチーフに周辺にそびえ立つ山々に色を求め造り出しました。
外壁。塀。土間。植栽その全てのバランスがそこに成り立つように。
目線や、造作物のスケール(サイズ)によって、時間の経過をずらした色の配合変化で
配色を調整してみました。また、御施主様の車の御趣味やそこに来る薪や見える処見えない処。そのバランスが大事です。
また、リビング・土間から続く廻り土間とそこに伸びる軒のバランスにも、見た目以上に
使い勝手・使い心地 を図り、この場所ならではの、この御施主様ならではの、間取りと広さのバランスが決まりました。
室内の土間では、薪ストーブが暖かさと共に存在感を放ちます。
今回は、照明もたくさんです。点いてませんが、琉球ガラスの照明・それを活かす為の間接照明や、それ自身で雰囲気を造りす間接照明とで一石二鳥です。
和紙もまたアクセントとして用いました。
子ども部屋では、床の貼り方幅、高さ、棚の自由度など、床・壁・天井・窓全てに見えないバランスが、存在します。お子様たちもお気に入りのようでなにより(^^)
黒漆喰は、このマダラさと色の変化が楽しい外壁です。
それぞれの感覚とバランス・色・におい・暖かさと・冷たさ。本当に盛りだくさんの家です。写真にはありませんが、中二階の書斎や、浴室・洗面・トイレにも、見ないと解らないポイントが数多く存在します。
完成見学会では、是非、今回のチャンスをお見逃しなく!!
ご興味のある方。家づくりを考え中の方。一度会場まで、足をお運びください。
最後に、快く見学をお申し出くださった御施主様。ありがとうございます。
また、この御縁に私、風然を用命頂きありがとうございます。
重ねて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。