風然の仕事場vol.10~木を植える~ - 熊本・菊池 (株)風然 リフォーム 注文住宅



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風然の仕事場vol.10~木を植える~

2010 年 2 月 5 日 金曜日

今回は、外構です。

まずは、植栽から、

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左が紅葉。右がエゴの木です。根元には杉山の天然チップが敷き込んであります。これで、雨が降っても土が流れませんし、このチップはしまってるので、風にも飛ばされません。

さらに、落葉樹の難点。落ち葉もこの上に一緒に置いておくと、またチップのような形になり、土への栄養となるわけです。

南にとった窓に、西日がかからないようになっています。もちろん今は、葉っぱがないので、日が降り注ぎますよ~~(^^)あたたかいです。

ちなみにBeforeは、こんな感じ。

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忽然としてました。。。

続いて、道路側です!こちらは、壁を少し補修し、板をはり、看板を設置しました。最初から、続けてどうぞ!

Beforedscn2605

一時解体dsc00135

Afterdsc00172

看板作製sh380038

After正面dsc00711

こんな感じになりました。看板は、もともと窓の雨戸としてこの蔵に使われていました。

ちょうど、味もあり所縁もあり風を象徴するかごとくのこのブルー!きれいですね!

こうしていよいよ、本当に事務所が完成しました。ありがとうございます。

風然の仕事場 vol.9~造形の基本~

2010 年 1 月 6 日 水曜日

今回は、造作についてです。

前にも書きましたが、今回の事務所づくりのテーマは『もったいない。』もともとある物を極力生かして、

新しく買うことを極力抑えて行うこと。

そこで、2階の手摺りや窓枠・小物にいたるまで蔵に残っていた農具や古材を使用しました。

ひっぱり出した物を、洗ったところです。

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埃をかぶりまるでゴミに見えてしまうこの素材たちの表情が見えてきました(^^)

これらを、手摺りや枠材などに使うのですが、ここからが頭のひねりようです。にらめっこを繰り返し、仮想を膨らまします。。。

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シンプルで且つ趣のある手摺りになってくれました!あくまでこれは、ここに合わせたデザインですし機能性を持たせてあります。

小さいお子様や一般的な吹き抜けにはもう少し安全面をあげてデザインします。

次の写真は、見ての通り階段です。かなりの急勾配で、階段としてまた使うのには少々悩みましたが、使うことにしました。

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ただ、そのまま使うには不便な位置に設置してあったため、一度取り外し、

登り口や方向を変えるため、梁を組み直し、段数・高さを合わせ再度設置しました。

階段の架けかえ後が次の写真です。階段を上り、光の差し込む格子の床を最上段とし二階へと続きます。

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こんな感じになりました(^^)光をうけ、単なる構造的な裏板などがきれいな輪郭と影を作りだしてくれるようになりました。

そのほか、こういった部材は壁の見切りなどに使用しました。

時間はかかりましたが、もともと古いこの蔵にはもともと古いこの材料がしっかり合っていました。

こうして、風然の仕事場はなんとかできあがりました!

一部一人ではどうしても持ちあげれないなどのところは、大工さんに手伝ってもらいましたが、

1人での事務所作りは、間が空き空きながらも1年という月日を費やし出来上がりました!

改めて、職人さんの苦労と物造りへの想いが交錯し新しい安全・健康な確かな物造りへの意欲がふつふつと燃え上がり、

『手は決して抜かず、自分が納得いくまで作りこんだものをお客様にご提供させて頂く。』

という、建築という仕事を通して地域の方々、出会った方々、そして地球にも貢献させて頂くという使命が確信となりました。

私、風然 高宗稔 は皆様の、家族の、そして自分の笑顔のために、精一杯がんばります!

是非、ご共感をいただいた方々はお気軽にご連絡ください!

ただの相談から、雑談から、無料見積もりから、精一杯ご対応させていただきます!

長くご付き合いくださいましてありがとうございました。

それでは失礼いたします。

居酒屋さんリフォーム

2009 年 10 月 15 日 木曜日

 

こだわり自然素材の家を提案する熊本建築事務所風然

今回は、菊池市内にある自遊亭さんの改装工事をUPさせていただきます。

今回のは、お店の経営方針の転換からの、提案でした。居酒屋のリフォーム画像

改装前の写真です。ポイントは、テーブル席が4つあったのを途中で間仕切り、座敷の3卓にしたところ。その中での提案は、15年かかって年季がないった年内の内装にいかに調和させ、さらにアクセントともなる160年前の古梁と古建具の使い方と全体のバランスをくざさず、造る事でした。

増改築もできます

さらに、もともと、しきりに使われていた古い建具を生かすために、新しく作った壁に、まるでそこには待っているかのごとく切り合わせ、はめ込みその一端はドアと分かりにくいドアにしました。

その上は、イ草の塗り壁です。味を出すために厚塗りし引きずったような仕上げにしました。

自然素材で健康住宅のご提案

さらに今回は、もともとあったテーブルのリメイクと、新しく作ったテーブルを古梁と共に協調・順応させるため、個性的な和紙を用いて作りました。

新調テーブル。

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リメイクテーブル(AFTER)

エコ住宅

ちなみに、Beforはこんなでした。

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この世のすべてには、命があります。

適切な方法で生き返らせtあげることが、だいじなんですね。

それでは、長々とありがとうございました。