風然の仕事場VOL.5～階段と窓～ - 熊本・菊池 （株）風然 リフォーム 注文住宅

続きまして、少し間があきましたが、土壁の補修を終え、計画を練り直すのですが、

やはり、入ってすぐのこの階段が昇りにくいので、まずは、この階段を架け替えることにしました。

だいぶん省略してますが、上がり口を変えまわって上がるのようにしました。

梁などの構造材も架け替えたりしたので、これは大変でした～～！！

続いての問題。

窓が少ないことです。蔵なので、窓が多すぎると物が腐るという理由から、少ないのはしょうがないのですが、、、

やっぱり蔵をリフォームということで、開口するのは１ヶ所だけにしました！

となると何処を開けるか。ということになるのですが、思案の結果。最終的にはここにしました!!

ここに開けたのは、南の壁、吹き抜け部分、玄関の上、２階の入口となるからです。

さらに、階段の踊り場付近の床は、この窓からの光を有効的に１階まで届かせるために格子造りにしてます。

後この写真の説明としては、床板に張っているのは小国産杉板の３０㎜厚です。

この窓からの光が、この部屋全体を照らしています！光のありがたみが感じられますね～～（＾＾）

では、今回はここまで！！　　　　次回は、天井についてです！！

続きまして、こうみるとあっという間ですが、片づけと解体を終えたこの段階までで、

すでに、３ケ月にかかってます。。。。。そのあとには、崩れた壁の塗りこみ復旧です。

こんな感じで、中の竹のえつりが見えちゃってます。

崩れ落ちた壁の土を集め、ゴミや表層にあったモルタルを取り除いてます。

そこに、畑の土と、わらすさ、砂など、を混ぜ合わせ発酵させます。

それを塗りつけるのですが、厚みが２００㎜にもなるため、３回に分けて塗りつけます。

５歳になる長男‘風汰‘も手伝ってくれてます（＾＾）

その後、モルタルを塗ってます。いよいよ木工事に移れます！！

養生期間も入れて、１ヶ月半くらいかかりました。

続きまして、片づけ後をどおぞ！！

物がなくなると、水しみの害やシロアリの害が発見！！

さらに、土蔵の壁は、水や蟻から下地がなくなり、ぼろぼろ崩れてます。

土間から３００㎜は全滅に近いです。それを過去の取り繕いリフォームの後など、問題は山積みだぁ～～！！