風然の仕事場 Vol.2~Befor~
2009 年 11 月 12 日 木曜日続きまして、Beforeの写真です。ものがありすぎて、よく全体が見えません。
っとまぁ、ただただ、物が詰まった蔵を並べてみました。。。。
次回は、片づけて、物がなくなった後です。
続きまして、Beforeの写真です。ものがありすぎて、よく全体が見えません。
っとまぁ、ただただ、物が詰まった蔵を並べてみました。。。。
次回は、片づけて、物がなくなった後です。
私の実家の敷地内に風然の事務所はあります。
いろんな理由はありますが、一番は、もともと農業を営んでいたの自家には、『 蔵 』がありました。
その物置と化し、人がなかなか入らない蔵をなんとか復活させ、よりよい空気感の中での仕事。打ち合わせの間だけでも居心地の良さを伝えたいたい!!そんな気持ちから蔵のリフォームが始まりました!
とはいえ、予算と時間のバランス。自分一人での力を試すのと、職人さんの力を改めて思い知るため。
自分一人ですべてを作る! にこだわって、実働7か月の時間をかけ、造りました。
まずは型付けから。中には、祖父の代から代々伝わる物などが、押し詰められており、合間を縫って行う片付けだけで、約3か月の日々を費やしてしまいました。その後も、今回は、すべてを自分で作る!そう意気込んで臨んだのもあって、合間を縫ってこつこつ一人でやっていたため、さらに半年の月日が過ぎ、蔵内の完成をやっと迎えることができました。
その模様を、何回かにわたって、紹介していこうと思います。
とりあえず、出来上がりの内装紹介からどうぞ!!
内装仕様の紹介です。2階床材は小国産杉板30㎜。天井板は通気工法をとり小国産杉板12㎜を貼り。
1階床材は現場道板の古材。入口近辺はうちの畑で採れた土と石灰を主とした土間の三和土(たたき)。
天井・梁・柱は既存の杉材をそのまま生かし。造作材は蔵に眠っていた古農具や木材を再利用。
壁材は。主にい草の塗り壁。板張りはしつ{昔の衣装ケ-ス}を解体し切り合わせたもの。
飾り壁 兼 スクリーン として、漆喰の磨き仕上げ。
カラフルなところは、い草。シラス。100%自然素材の珪藻土を大きいサンプル帳として設置してます。
何より、蔵なので土造の約150㎜厚の壁が、その仕上げ材の効果をより高めてくれています。
そして何より、実際お越しいただいてこの空気感と質感をご体験ください。
心より、心をこめて、お待ちしております。
次回からは、当初の状態から、工事の過程と入口前に造作中の下屋(厠と炊場とデッキ)の模様など、
ご紹介させていただきますので、よろしければご覧ください。
今回は、菊池市内にある自遊亭さんの改装工事をUPさせていただきます。
今回のは、お店の経営方針の転換からの、提案でした。
改装前の写真です。ポイントは、テーブル席が4つあったのを途中で間仕切り、座敷の3卓にしたところ。その中での提案は、15年かかって年季がないった年内の内装にいかに調和させ、さらにアクセントともなる160年前の古梁と古建具の使い方と全体のバランスをくざさず、造る事でした。
さらに、もともと、しきりに使われていた古い建具を生かすために、新しく作った壁に、まるでそこには待っているかのごとく切り合わせ、はめ込みその一端はドアと分かりにくいドアにしました。
その上は、イ草の塗り壁です。味を出すために厚塗りし引きずったような仕上げにしました。
さらに今回は、もともとあったテーブルのリメイクと、新しく作ったテーブルを古梁と共に協調・順応させるため、個性的な和紙を用いて作りました。
新調テーブル。
リメイクテーブル(AFTER)
ちなみに、Beforはこんなでした。
この世のすべてには、命があります。
適切な方法で生き返らせtあげることが、だいじなんですね。
それでは、長々とありがとうございました。