南阿蘇の家 仕上り
2010 年 8 月 24 日 火曜日やっとアップしま~~す!
今回も、なかなか施主様の個性たっぷりのいいものが出来たと思います!
評価は120点!!100点満点に20点もお気持ちを乗せて頂きました!!
ありがとうございます。m(.ーー)m
それでは、その中身をどうぞ!(一度見られた上で後の説明書きをご覧ください。)
今回の設計ポイントは!
①最高の立地条件(景観も含んで)を活かす!
→そのために、山から吹き下ろす風と、道路から見た時の、山との一体感を持たせるために、床の高さや建物の高さを工夫しました。また、北側道路のため、道路側(北側)とのアクセス機能や北からの優しい光を取り込み、熱気を自然解放させるための屋根構造と窓の配置。 山手側(南側)とのコミュニケーション機能・太陽光のコントロールなどを最大限に活かす事に重点をおきました。
②ライフスタイルと人の動線に基づいた、間取りの配置と面積の割り振り。
③素材選び。
コストパフォーマンスにおいても、より永く、より快適に、より人間らしく暮らす事。それが一番大事。やっぱりそこなんだ~~。っと、話しながらいろいろ模索して出来たこの配置には、施主様のこだわりや好みを、見定めた上での素材をご提案しました。
『杉(菊池・小国産)。レッドシダー(カナダ産)。珪藻土(渋谷)。外部漆喰(渋谷)炉台漆喰(菊池産荒木左官オリジナル)イングランドブリック(イングランドアンティーク)。大谷石(岐阜産)。デザインアイアン・銅製ボウル(OpenStudio)。栴檀(センダン)・楠(熊本産)。ガルバリウム鋼板。雑木(紅葉・ケヤキ・ヒメシャラ・ヤマボウシ・ブルーベリー・高麗芝・ 後ほどくぬぎが11本。時期が来たら植えます。)』
④建具・サッシ
かっこいい木製サッシ。ただ、隙間風など少々問題点もあります。なので、場所によって機能によって、木製建具と、サッシを使い分けました。
また間仕切りの建具には、壁とのバランスや機能面から、外壁に使った杉板で造ったり、その板の裏側には珪藻土を塗って、そこに木目をぼかして出したり、取っ手も造作し、入口のアイアンは噴火時の地割れをイメージしたものをアイアン作家のタロウ氏にお願いしたり、照明器具には煙突部材のトップの部分を使用してみました。
などなど、随所で遊ばせて頂きました。楽しくいいものが出来たと思います!
今回,風然の第一号の新築物件でした。
M様。本当にありがとうございました。また、これからも、末永く、子・、孫の世代まで
家のお世話やお付き合いの方よろしくお願いします!
長々と見て頂いた方々。ありがとうございました。